【本感想】梅原大吾「勝ち続ける意志力」成長に関する名言ぞろい

あけましておめでとうございます、さがぽんです!

年末年始は、ひたすら夫とダラダラ過ごしていました。(私が小売業を辞めて初めて過ごす年末年始だったので、社会人になってから初めて年の瀬の休みを満喫できたのです…)

ブログもしばらくお休みしておりまして、間があいてしまいました。

「努力し続ける」…たった4文字の言葉ですが、実際にそれを実行し続けるのはどんなに大変なことかと改めて感じました。

まあ年末年始は楽しめたので後悔していないのですが!

 

そんなわけで今回は、自分の得意なことを突き詰め努力を積み、世界一になった方の本を読みました。

梅原大吾「勝ち続ける意志力」です。

大好きなことは何時間でも続けていられます。でも、それを努力し、研鑽し、自らの中で高めていこうとしたとき、自分に足りないものが多すぎることに気づきます。

誰もが人生で一度は経験したことのある悔しさでしょう。

「目標達成のための努力の仕方」について知りたい方には、おすすめの一冊です。
〇作者の紹介
〇この本のポイント
 ・勝負に勝ち続けるためには「考える」こと  
 ・日本初のプロゲーマー梅原大吾氏のあまりにストイックな半生  
 ・「目標は努力し続けること  
〇今回のまとめ

〇作者の紹介

作者はプロゲーマー・梅原大吾さんです。
1998年に開催された格闘ゲーム「STREET FIGHTER ZERO3」の世界大会にて17歳にして優勝し、世界一の称号を手に入れます。
一時期ゲームから離れていた時期もありますが、その後2010年にアメリカの企業とプロゲーマーとして契約、同年「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネスブックに認定されています。
現在も現役のプロゲーマーとして活躍する一方、ゲーム動画配信やチャリティイベントなどゲームに関する活動を精力的に行っておられます。
2019年4月には『Newsweek Japan』の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されています。日本のゲームプレイヤーの地位を押し上げた偉大な方です。

〇この本から得られたもの

この本は大きく分けて、2つの内容が書かれています。
・勝ち続けるための努力の仕方
・梅原さんの半生
この本を読んで、私が感じたことを紹介していきます。

・勝負に勝ち続けるためには「考える」こと

この本には「勝ち続ける」ために必要なポイントがいくつも書かれています。
作者の梅原さんは対戦ゲームのプロなので「勝負に勝ち続ける」と表現されていますが、その内容は努力して目標を達成し続けるために必要なこととして、普遍的なものばかりに感じました。
〇考えを広げる
普段から角度を変えて考える癖をつけておくと、いざというときに焦らなくてすむ。(中略)勝ちを続けるためには、ひとつの問題に対して深く考えなければならない。既成概念を捨てて、視点や角度を変えながら徹底的に原因を究明する。
自分が壁にぶつかったときには、粘り強く考え続けることが大切です。
ずっと考え続けなくても、常に頭の片隅に置いておくだけで、思いも寄らぬところからヒントが得られることがあるそうです。
〇事実を受け止めて分析する
結果が出なかったとき、どう受け止めるかでその後の歩みは変わってくる。(中略)一時の感情に流されるのではなく、事実を受け止めて分析することが大事なのである。
自分がゲームの対戦で勝ったとき、それは自分が練習し勉強を続けた結果であり、がんばった結果今回は勝てたと考えます。
結果が出ない日々が続くと落ち込み、結果が思ったより出る日が続くと調子に乗りがちです。しかし常に「自分がそれまでにやったことの成果が今日出ただけ」と考えるにとどめましょう。
やるべきことをやったのだと考えて、今日の結果の分析を淡々と続けることの大切さが書かれています。
落ち込みやすい私には耳の痛い言葉です!
〇失敗を許す
失敗を恐れずに行動しているかどうかは、自分がいま止まっているかどうか、前に進めているかどうかのいい指標にすらなると思う。
どうも日本は失敗に不寛容だと感じることが多いです。
一度失敗すると二度とそれをさせてもらえなかったり、行動を起こす前から「やらない方がいい」と言われたり…
でも、結果だけが全てではありません。
どんなに失敗を避けていても、成長しようとすれば、ほとんどの場合絶対に何かしらの壁を乗り越えなければいけないようになっています。
だとしたら、自らいろんなことを試してみてどんどん失敗していった方が、効果的です。
失敗よりも、失敗を避け続けたことで「成長していないかもしれない」と感じることが、一番怖いことなのです。

・日本初のプロゲーマー梅原大吾氏のあまりにストイックな半生

この本では、作者の梅原さんの半生が語られています。
ゲームそのもので何かできるわけじゃないことは分かっていた
梅原さんは幼少期からゲームが大好きで、努力すれば強くなれることを感じてからはゲームの練習に没頭していたそうです。
自分自身が努力できる対象として、ゲームを見つけることができた梅原さんは幸福なのではないかと私は思います。
しかし梅原さんがゲームに熱中していた当時は、職業としてプロゲーマーになれる時代ではなく、世界大会で優勝しても、自身がゲームに見出した価値を世間に広めることができなかったことから、一時ゲームから離れたということが語られています。
ゲームの世界を離れることに決めた。
僕にとってゲームは気軽に楽しむものではなかった。言い換えると、ゲームを諦めるしかなかった。この世界でこれ以上頑張れないと感じたら、生きる気力を失うくらい大事なものだった。
この梅原さんの思いがあまりに真摯で、本当に真剣にゲームに向き合っていたことが感じられて、読んでいて涙が出ました。
私にも好きな趣味、やりがいを感じた仕事などはありますが、ここまでの思いを持って頑張れていたか疑問に思うほどです。
梅原さんの半生を知り、人が本当に好きなことのために努力をする姿を見るだけで、こんなにも心を動かされることを知りました。

・努力して努力して努力した先に得られたもの

その後紆余曲折ありゲームの世界に戻ってきた梅原さんが、「努力し続けて結果を出した人間」として書かれたことも紹介します。
〇自分の感覚に従う

感覚に従って行動すると失敗するかもしれない。けれども僕は、常に生き生きとしていたい。「生きている。戦っている」と感じたいから、多少強引にでも自分の考えを画面に反映させる。自分が信じたものを、リスクを背負ってでも押し出していく。

「勝ちたい」「結果を出したい」と考えたときに、セオリーや理論を研究し見につけるのは必要なことです。
しかしその理論にこだわりすぎると、他の人も有用な理論・理屈は研究しているためなかなかその中で抜きんでることはできません。

身につけた基礎の上に自分なりの工夫をのせられるようになることで、一気に実力を伸ばせると感じられたそうです。

いざという時に自分の判断に自信を持つためには、努力と共に身につけたセオリーの上を行き、自分の殻を破る勇気も必要になるということですね。

〇結果をモチベーションにしない

その努力を10年続けられるか?

人は大会に勝つことを強く意識しすぎると、対戦中に一瞬の判断が必要な場面が訪れたとき、どうしても守りに入ってしまうのだそうです。負けることを恐れ、確実な手を打ちたいと考えるからですね。
しかし、努力して成長することを目的とするなら、勝つためにリスキーな判断をして失敗しても「挑戦した結果」として失敗を受け入れやすくなります。
失敗を意識しすぎず、かといって勝つことを意識しすぎるのでもなく、大会を自身の努力を確かめる場だと意識することで、将来の成長につながります。
〇継続できる努力をする
その努力を10年続けられるか?
勝つことにこだわりすぎると、そのために身を削った努力をしてしまうこともあります。起きている時間はずっと練習していたり、時間を確保するために食事や睡眠の時間を削るなど、経験がある方もいるかもしれません。
しかし、もしその大会(あるいはプレゼン、イベントなどの大切な場など、皆さんの場合に置き換えてみてください)で期待した結果が出なかった場合、あなたはどのように感じるでしょうか。
落ち込みすぎてもう努力を続けられなくなってしまうかもしれません。その大会へ向けた努力に費やした時間と体力があまりに大きく、「もう続けられない」と努力しなかった場合に比べて大きく落ち込むのではないでしょうか。
頑張りたいことがある人は、「それを継続できるかどうか」を考えて毎日の努力を続けることで、結果的には短期的に頑張りすぎるよりもよい結果を出せるでしょう。
〇「目的は成長し続けること」
日々努力を重ねて、日々成長を感じる。そうすれば毎日が楽しい。いつか来る大きな幸せよりも、毎日が楽しい方が僕には遥かに幸せなことだ。
いま僕は、休日なんてなくても、毎日が楽しくてしょうがない。
梅原さんは、大会で勝つという「結果」を重視しすぎず、練習を続けて成長するという「過程」へ目を向けることが、結果的に「勝ち続ける」ことにつながると書いています。
あくまで、自身の練習の目的を「成長し続けること」に置いているのです。

そのように考えることで、例えば間違った方向へ努力してしまっていても、何かを得ることができます。また違う努力をするときに、その努力の分何も経験していなかった人よりも、少し先を行くことができると言います。

努力を重ねる過程に意味があると感じることで、努力をしやすくしているのです。間違っていても大丈夫だと思えば、挑戦をしやすくなりますね。

今回のまとめ

「勝ちを続けるためには、ひとつの問題に対して深く考えなければならない」
失敗を恐れず、結果から考え続けることができる人が勝つ
「ゲームそのもので何かできるわけじゃないことは分かっていた」
自分の好きなこと、得意なことを続ける姿は素晴らしい
「目的は成長し続けること」
努力は結果だけでない。努力の過程自体を目的とすることで、より成長できる。
ちなみに梅原さんは「実家の家族と過ごすため、大晦日だけはゲームの練習をしていない」ということです。
頑張ることに必死になりすぎて、家族との関係など自分の大切なものを大切にできないのはよくないと考えているからだそうです。
努力をするとき、「自分が何を大切にしていて、何のために努力をしたいのか」を忘れないことは大切なことですね。
次の年末年始も夫とのんびり過ごせるよう、私も今年1年頑張ります!
それではまた次回。

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